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赤ちゃんが泣く!パパ見知りとは?いつから?原因と解消法は?
赤ちゃんがパパに対して人見知りをすることを「パパ見知り」と呼びます。
パパ見知りはある日突然始まります。今までパパがお世話をしても平気だった赤ちゃんが、
あるときから急に、パパが抱っこやお世話をしようとすると激しく泣くのです。
まるでパパを拒否するかのように号泣する赤ちゃんを前に、大きなショックを受けてしまうパパも少なくありません。
全てのお世話がママじゃないとダメな場合、ママがそばにいてくれればパパがお世話しても大丈夫な場合など、
赤ちゃんによってもパパ見知りのタイプは異なります。しかし、生まれてきた頃から積極的に育児をしていたパパほど、
赤ちゃんの変化に戸惑い、落ち込んでしまいます。
このようなパパ見知りは、いつから始まるのでしょうか。
赤ちゃんの人見知りは生後6~7ヶ月頃に始まるといわれていますが、個人差が大きく、生後3ヶ月から始まることもあれば、
1歳を過ぎてからという場合もあります。その時期にはママ以外のすべての人を嫌がるようになり、
同時にパパ見知りがはじまるケースが多いようです。
パパ見知りがいつまで続くのかについては、赤ちゃんによって様々ですが、2歳頃までにはなくなることが多いようです。
しかし2歳を過ぎてからもパパ見知りが続く赤ちゃんもいて、個人差が大きいのが現状です。
それではなぜ赤ちゃんは、パパだと泣いてしまうのでしょうか。
パパ見知りをする赤ちゃんは、決して「パパがダメ」というわけではなく、
「ママじゃないとだめ」というケースがほとんどです。ママ以外の全ての人がダメなのです。
赤ちゃんは、ママのお腹で約10ヶ月間一緒に過ごします。また赤ちゃんが生まれてからも、授乳やオムツ交換など、
赤ちゃんのお世話をするのはパパよりもママの方が多くなります。
こうしたことから赤ちゃんは、視覚だけではなく声やにおい、気配などでママの存在が分かるようになり、
ママと密接な関係を築きます。一番身近で安心できる存在がママなのです。
つまりパパ見知りをする赤ちゃんは、ママとの信頼関係がしっかりできているという証拠。
パパ見知りは赤ちゃんが成長していく上で、とても大切なことなのです。
それではパパ見知りを解消するには、どのような方法があるのでしょうか。
パパ見知りにめげずに赤ちゃんと接する
赤ちゃんが泣いてしまっても、パパは気にせずに赤ちゃんとの関わりを持ちましょう。
赤ちゃんはパパのことが嫌いになってしまったわけではなく、安心できるママの側にいたいだけです。
しばらくの間は大泣きしてしまうかもしれませんが、赤ちゃんとの関わりを持ち続けることで、
パパが安心できる相手だと認識し、関係性が良くなっていきます。
また、赤ちゃんを泣かせないようにとパパが試行錯誤することで、赤ちゃんとの信頼関係を築けます。
泣かないようになるまでは時間がかかりますが、ゆっくりと気長に赤ちゃんと向き合いましょう。
ママは泣かれても赤ちゃんのお世話をしようとするパパを励まして、心のサポートをしてあげてくださいね。
パパとママが良い関係を築く
赤ちゃんがパパ見知りをはじめても、お互いに思いやりの気持ちを持ち、
パパが赤ちゃんのお世話をするときにはママがサポートしてあげましょう。
赤ちゃんはママが大好きで、ママがパパや他の人とどのように接するか観察しています。
またパパがママに対してどのような態度を取っているか、しっかりと見ています。
赤ちゃんが「大好きなママが信頼しているパパは、安心できる人なんだ」と認識できるように、
互いを支え合うパパとママでいたいですね。
赤ちゃんに対して心を開く
パパはママに比べると、親としての実感を持つのは難しいといわれています。
「話すことができない赤ちゃんとは、どう接して良いかわからない」というパパも多いでしょう。
さらにパパ見知りで赤ちゃんに泣かれてしまうと、ますます自信がなくなってしまい、
赤ちゃんから遠ざかってしまうパパは多いものです。
しかし、そんなパパの迷いを赤ちゃんは敏感に感じ取っているのかもしれません。
赤ちゃんが泣いていてママが手を離せないとき「自分じゃ泣き止まないだろう」と思わずに、
まっさらな気持ちで赤ちゃんと接してみましょう。何度も繰り返せば、赤ちゃんとパパの程良い関係が築けるかもしれませんよ。
赤ちゃんの夜泣きに効果的な3つの対策!いつからいつまで?原因は?
赤ちゃんの夜泣きの原因は、はっきりとは分かっていませんが、
睡眠サイクルの狂い、刺激やストレスなどが原因と考えられています。
昼近くまで眠ってしまったり、眠るのが深夜や明け方になったり、夜泣きして目を覚まして遊んだり、
お昼寝をしなかったり。この睡眠サイクルの狂いを正さないと生活リズムがいつまでたっても整いません。
ただし、赤ちゃんは自然にその生活リズムを身に付けられるのではなく、
日常生活の中で覚えていきます。新生児期から赤ちゃんの睡眠サイクルを正しくし、
刺激やストレスを減らすことで、夜泣きの頻度が減ったり時間が短くなったりしていきます。
赤ちゃんの睡眠時間は?夜泣きはいつからいつまで?
夜泣きは早い子だと生後3カ月頃から始まり、1歳半頃にはおさまります。生後8ヶ月頃には多くの赤ちゃんが夜泣きをし、
遅い子だと2歳になっても夜泣きをする子供もいますが、ほとんど夜泣きをしない赤ちゃんもいるなど、個人差があります。
●新生児(~生後1ヶ月)の睡眠時間:約18時間。まだ昼夜の区別がついておらず、お腹にいた時と同じリズムで、昼夜関係なく眠ったり起きたりを繰り返します。
●生後1~3ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間:約17時間。徐々に昼夜の区別がついてきて、朝は起きて夜は眠るという生活リズムになります。
●生後4~6ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間:約15時間。徐々に夜にまとめて寝るようになってきます。
●生後7~12ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間:約13時間。昼間は起きて、夜眠るというリズムができてきます。
赤ちゃんの夜泣きに効果的な3つの対策
1.朝は同じ時間に起こしてあげる!
生活リズムを整えるには、まず朝起きる時間を小さいうちから決めていく必要があります。朝起こす時間は、午前6時~7時半くらいの間が一番良いと言われています。昼寝は午後1~3時頃までの間に、長くても1時間半。朝は遅くまで寝ていてくれたほうがママは楽ですが、お子さんのためにもママもお子さんも早起きを心がけて下さいね。夜寝る時間は、夜8時~9時半までが理想です。これが大幅にズレないようにママがリズムをつくっていってあげてください。
2.朝起きたら太陽の光を浴び、夜は早めに部屋を暗くする!
明るくなったら起きて、暗くなったら眠るというリズムを体に覚えさせるため、朝起きたらまずカーテンを開けて太陽の光を浴びさせて、夜は眠りにつく2時間前までにはテレビを消し、部屋の中を徐々に暗くしましょう。日当たりが悪かったり遮光カーテンだったりで朝になっても日の光が入らないと赤ちゃんの体は「朝」を意識できません。また、昼間は電気をつけず太陽の光で生活し、お散歩に連れていってあげて、「昼」を意識させてあげたいですね。天気が悪くて外出しづらい日は、ベランダに出たり、窓をあけたりして外の空気を吸わせてあげるのがおすすめです。生後間もない赤ちゃんは、「朝」「昼」「夜」の区別がつかず、朝暗い目が覚めず、夜明るいと眠くならないのです。
3.赤ちゃんの体をあたためる!
昼間に体を冷やしたり、寝つくときに体が冷えていたりすると、よく夜泣きをしますね。特に下半身が冷えていると夜泣きをしやすいので、ズボンは長いものを履かせ、足を冷やさないようにしてあげましょう。夏場も冷房で体が冷えるので、寝ているときも気をつけてあげてください。また、昼間に水分を摂りすぎると、体が冷えて眠れないことがあります。母乳やミルクは温かいので問題ありませんが、お水やお茶、野菜ジュースなど水分を飲ませる時は常温であげるようにしましょう。子供の寝つきが悪い時は足の裏やふくらはぎ、太ももを手でさすって温めてあげたり、ハーブオイルでベビーマッサージしてあげたりするのもおすすめです。ただし、靴下はできるだけ履かせないようにしましょう。人間は足の裏で体温調節をしますが、いつも靴下を履いているとその感覚が鈍ってしまうからです。
いかがでしたでしょうか?赤ちゃんが毎日夜泣きをすると、ママは体力も気力も削られて疲れてしまいますよね。一朝一夕には夜泣きはなくならないものですが、コツコツと継続していくことも大切です。完全に夜泣きしなくなることは難しいかもしれませんが、少しでもママへの負担が減っていくといいですね。この対策で少しでもママが楽になってもらえたらと願っています。
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