骨密度に気を付けましょう
投稿日時:2022年04月26日
最近はお母さま世代も多くご紹介を頂きます。いつもありがとうございます。
合わせて骨密度に関する質問も多く受けますので一般論の範囲でシェアさせて頂きます。
骨粗鬆症とは骨量が減少することで、骨折しやすくなる状態の事です。
本来、骨は古い部分を破壊(骨吸収)し新しい骨を作り(骨形成)バランスを取っていますが、
骨粗鬆症では骨吸収>骨形成となってしまうのです。
男女比で言うと圧倒的に女性に多く、50歳→60際→70歳と歳を重ねるにつれて発生率もグンと上がります。
女性に多い理由としては、50歳前後で迎える閉経によって女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が低下し、
骨密度が減ってしまうからです。
それ以外にも、喫煙や過度な飲酒、運動不足、極端すぎるダイエットなどの生活習慣が関係しています。
また骨粗鬆症になると骨が脆くなってしまうので、手をついたり、くしゃみをした時、転倒した時などの、わずかな衝撃でも骨が折れたりします。
特に転倒により太ももの骨が折れてしまうことで、寝たきりになってしまい結果、認知症になることも少なくありません。
ですのでこうならない為にも普段からの予防が大切です。
予防として、
・転倒に注意する。
・ウォーキングやジョギングなどの運動をする。
・日光浴をする。(ビタミンDが活性化します)
・禁煙と飲酒を控える。
・食生活を見直し、骨形成に必要なカルシウム、ビタミンD、ビタミンKを積極的に摂取する。
カルシウム→牛乳などの乳製品、小魚、小松菜、チンゲン菜など
ビタミンD→卵、秋刀魚、鮭、椎茸など
ビタミンK→納豆、ホウレン草、小松菜、ブロッコリー、キャベツなど
ご自身の骨密度が気になる方は、1度検査してみてはいかがでしょうか?
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