爪からわかる体の調子
投稿日時:2022年01月31日
まず初めに爪とは、皮膚の一部が硬くなり角質化したもので、爪の主な成分はケラチン(タンパク質の一部)です。
実は爪から健康状態を確かめることが出来るのです。
自分の爪に、縦や横線が入っていたことがある人はいませんか?
縦線は主に老化・乾燥が原因です。
しかし、黒い縦線に関しては注意が必要で、この線が太くなってきた場合は、メラノーマ(癌)の可能性もあります。
横線は老化・体調不良・ストレスなどが原因です。
それ以外にも、指を挟んだりした時に爪母(爪が生えてくる場所)に傷を負ったりした時にもでます。
また爪の色や形からも様々な状態を疑うこともできます。
本来健康的な爪の色は薄ピンク色です。
しかしそれ以外の色ですと、
肝硬変や腎不全では「白色」
悪性貧血や肺疾患では「青紫色」
多血症では「赤色」
新陳代謝の低下では「黄色」
と言われています。
形の場合ですと、鉄欠乏性貧血や甲状腺機能亢進症では「スプーン状」になったり、肺や心臓疾患だと「ばち状」になっていることがあります。
このように線や色、形から自分自身のお体の状態を知ることが出来ますし、普段から自分の爪をみてあげるのも良さそうですね。
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