リンパ球の役割
投稿日時:2022年01月18日
リンパ球とは白血球の一部のことで、NK(ナチュラルキラー)細胞、B細胞、T細胞などに分類されます。
B細胞は骨髄で産生されますが、胎児期までは肝臓で産生されています。
T細胞に関しては胎児期も生まれてからも胸腺で産生されます。
それぞれの役割は、「NK細胞」は細菌やウイルスに感染した細胞を見つけ、攻撃します。
また生まれつき持っている細胞で、常時体内のパトロールもしています。
「B細胞」は細菌やウイルスが侵入してくると大量の抗体を作り出します。
「T細胞」は細菌やウイルスなどに感染した細胞を見つけ排除します。
またT細胞には3種類あります。
1.細菌やウイルスに感染した細胞を排除する役割の「キラーT細胞」。
2.細菌やウイルスの侵入の知らせを受けて、キラーT細胞に対して攻撃指令を出す司令塔的存在の「ヘルパーT細胞」。
3.キラーT細胞などが正常な細胞までを攻撃しないよう、働きを抑制する「制御性T細胞」。
以上の3種類が存在します。
乾燥する季節です。手洗いうがいを徹底しましょう。
- 最新エントリー