お通じについて
投稿日時:2021年09月07日
便秘とは、3日以上排便がなかったり、または毎日排便があっても残便感がある状態とされています。
便秘になると、食欲不振、お腹が張る、腹痛、肌荒れなどが起こります。また便秘は男性より女性に多いです。これは腹筋の強さやホルモンなども関係しています。
便秘は大きく分けて機能性便秘と器質性便秘ございます。
そして機能性便秘はさらに3つに細分化されます。
・弛緩性便秘
大腸の運動や筋力低下により腸の蠕動運動が不十分になり大腸内に便がたまります。
水分も吸収されてしまい、便も硬くなります。
便秘の中でも頻度が高く女性に多いです。
・痙攣性便秘
精神的ストレスなどにより腸が緊張し、便が上手く運ばれず、うさぎのフンのようなコロコロした便になります。
下痢と便秘を交互に繰り返すことも多く、食後には下腹部痛や残便感などが起こったりもします。
・直腸性便秘
名の通り便が直腸に停滞してしまい、上手く排便ができなくなります。高齢者や寝たきりの方や排便を我慢する癖がある方にも多いです。
次に器質性便秘ですがこれは注意が必要です。血便や激しい痛みを伴うなどがあればすぐに病院へ行くようにしましょう。
そんな便秘ですが、水分や食物繊維をとることが大事です。
朝起きてコップ1杯のお水を飲むと、腸が刺激され排便が促されます。
また食物繊維は消化されにくく便量を増やし、排出されやすくなります。
あとは運動もいいですね。運動をすることで、腸の活動が促されます。
便秘になりやすい女性は特に腹筋がお勧めです。
それ以外にも決まった時間にトイレに行く習慣をつけたり、我慢しない、ストレスをためない、お腹のマッサージや冷やさないことも予防に繋がります。
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