産後太りの3つの原因
投稿日時:2018年11月28日
多くのママさんたちが直面する問題。
「産後太り」
出産前の体重に戻らない、体重は戻ったが明らかに体型が違う・・・。
など、多くのママさんが自身の体重や体型に悩まされます。
まず大前提、出産する前と出産した後では体が違います。
また、「2人目生んだ後が勝負。」と言った言葉がある様に
出産を繰り返す度にママの体は変化していきます。
では主に何が原因で産後のママさんを太らせやすくするのでしょうか?
筋力低下による基礎代謝(cal)の低下
妊娠時にはあまりいつも通り動けませんよね?
もちろん、出産した後に早速バリバリ動ける訳でもありません。
また、出産しても赤ちゃんの為に体の中のカルシウムやマグネシウムを捧げます。
(出産を経験すると歯がボロボロになったり、髪がちりちりになったりするのはこの為にです。)
細かく言えばそれ以外の栄養素もありますが、それらはそもそもママの筋肉を構成するためにも必要なものです。
つまり、産後のママは
「自分が運動する機会が減って。」
「筋肉を作る栄養素を赤ちゃんにあげて。」
この二つの理由で筋力が減っていきます。
そして一番基礎代謝量を消費する
筋肉(骨格筋)が減っていき、全体的な代謝量が下がるのです。
基礎代謝量が下がると体温も下がりやすいです。
ちなみに2番目は肝臓。3番目は脳です。
カロリーの過剰摂取
よくあるパターンなのが
「私は今授乳しているから多少食べても平気!
ましてやその方が赤ちゃんの為!」
というパターンです。
もちろん、母乳の為にはママはきちんと必要な食べ物を摂取しないといけません。
しかし時に必要以上を摂取している事があります。
簡単に式にすると
ママの総摂取カロリー > (ママの総消費カロリー+赤ちゃんの為のカロリー)
この状態が長く続くとコツコツと皮下脂肪に変わっていく訳です。
まったく同じ数値に持っていくのは至難の業なので、なるべく近似値に近づけるようにしましょう。
ただ個人的には授乳中にはある程度許容し、神経質にならないほうが良いかな?
と思います。
骨盤をはじめとする骨の歪み
産前後で自分の体形が変わったと自覚するママさんは多いかと思います。
最近は女性誌で最もこの事を起因とする産後太りを取り上げたものも非常に多いのではないでしょうか?
妊娠出産する事で骨盤の歪み。
授乳や家事一般で猫背、姿勢の歪み。
産前からあったら脚の歪みが助長された。
メイクでは明らかに対応できなくなったお顔の歪み。
などなど、各箇所の歪みで美容面に影響は出ることはもちろんですが
血行不良や、リンパの流れの悪化など
産後太りの原因が潜伏しています。
また、その状態を放っておくと
授乳の時の肩の痛み、抱っこの時の腰の痛みにつながります。
以上3点が主に産後のママを太らせる原因です。
産後にある程度体重を落としておかないと
今後その体重がご自身のデフォルトの体重となり
年を重ねるごとに本気で痩せようと思っても
時間がかかります。
授乳から断乳、様々な節目がありますので、
「さあ本気でケアするぞ!」
そんなご自身の気持ちの節目も作っても良いかもしれません。
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