赤ちゃん抱っこの姿勢
投稿日時:2018年12月05日
赤ちゃんを抱っこしていると
『この姿勢で大丈夫かな?』
『赤ちゃんはしんどくないかな?』
と戸惑うこともあります。
また、抱っこの姿勢からお疲れ感を非常に感じさせるママさんも多いです。
そして姿勢不良のまま抱っこを継続しているとママの体のあちこちに
ダメージを残しますし、人によっては不健康なイメージが出てしまいます。
ママの姿勢には3つのポイントがありますので
体の上から順に説明していきます。
上半身の背中とお腹
まずは背中のお話をします。
お子様を抱きかかえるという都合どうしても重心が前に傾きがちです。
授乳の時はある程度仕方ないですが
この際、ある程度胸を張り、背中をシャンとさせとかないと
ママの猫背を非常に進行させてしまいます。
また、背中の力を借りずに腕に依存しすぎると
肩が上がりにくくなったり、手首が腱鞘炎になったりするので要注意です。
そしてお腹も非常に大切です。
腹筋はお腹と背中を均等に保つ力があります。
お腹に力が入っていない状態いでその姿勢を長時間続けると
主に腹筋が弱ったり、お腹の中の筋肉にも影響が及ぶので
尿漏れしやすい状態になったりします。
上半身はお腹に力を入れて、背筋がシャンとなるように心がけましょう。
腰や骨盤の姿勢
いわゆる『反り腰』『出っ尻』状態になっているママは非常に多いです。
これは主に骨盤が前傾気味になっている可能性が非常に高いと言えます。
骨盤が前に出ると・・・。
・骨が前に突き出しぽっこりお腹(下腹)に。
・お尻の後ろの骨が後ろの出っぱるのでお尻が実際よりも見せかけ上は大きなお尻に見える。
赤ちゃんやお子様をお腹の骨に引っ掛ける状態で
抱っこをしていませんか?
その姿勢は骨盤の歪みを助長します。
1.と同じでなるべく腹筋に力を入れていることを意識して
綺麗な姿勢を意識しましょう。
不安定な足元
靴の外側がよくすり減るというママさんはいませんか?
それは足の外側に重心がかかり、不安定な状態で抱っこや移動をしているという事です。
日本人女性の80%がO脚、及び脚に何らかの歪みがあると言われています。
そういったママは脚の外側の筋肉が異常に緊張していて、
脚の内側の筋肉が明らかに少ない。
といったパターンが多いように思います。
脚の内側の筋肉は女性にとっても非常に重要な筋肉です。
また、立っているスタンス、足元の状態ですが
お子様が胸、お腹周辺にいるせいか
足元を開いて立っているママさんが非常に多く見受けられます。
実は横に広げた脚は前後の圧に弱く、不安定であったりします。
そして見た目があまりよろしくありません。
足元は腰幅程度に広げ、そして少しだけ
前後に広げるのが綺麗な姿勢のコツです。
まとめると・・・。
1.背中をシャンと伸ばし
2.腹筋に力を入れて
3.足元を骨盤の幅程度横に、若干前後に
維持するとママの体もダメージを追いにくく
姿勢も歪みにくく、また綺麗な印象を受けます。
授乳や、赤ちゃんに何かするときは
この限りではありませんが
立位や、歩くときはこの姿勢をなるべく意識して
姿勢の綺麗なママになりましょう!
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