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赤ちゃんの歯ぎしり

投稿日時:2016年06月13日

 

赤ちゃんが寝ているときに、キリキリ・ギリギリといった歯ぎしり音を耳にした経験はありますか?

歯が生え始めたばかりの赤ちゃんが歯ぎしりなんてして大丈夫なの?と心配になるかもしれませんが、

よくあることなんです。

 

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赤ちゃんが歯ぎしりするって本当?

 

歯ぎしりは睡眠中に歯と歯をこすり合わせてキリキリと音を立てることですが、

乳歯が生え始めたばかりの乳児が歯ぎしりするなんて想像できませんよね。

しかし、上と下の前歯が揃い始める生後8〜9ヶ月を過ぎると、前歯だけを使って歯ぎしりをする子が出てきます。

1歳までの乳児期は上下の歯がある程度生え揃ってくるので、歯ぎしりをする子は少しずつ増えていきます。

すべての赤ちゃんが歯ぎしりをするわけではありませんが、乳幼児の約14〜20%が歯ぎしりをするといわれます

 

 

赤ちゃんの歯ぎしりの原因は?

赤ちゃんが歯ぎしりをする原因は大きく3つあり

 

1. 噛み合わせの調整

生え始めたばかりの歯の噛み合わせを確かめるために歯ぎしりをします

歯ぎしりをすることで、これから生える歯のスペースを決めて噛み合わせるあごの位置を固定させます。

 

2. 噛む力を鍛える

強い力で歯を噛み合わせることで、顎の骨を硬くし、筋肉を鍛えます。歯ぎしり

をすることで食べ物を食べる準備をしています。

 

3. 歯を使う練習

歯の使い方がまだ良くわからないので、歯ぎしりをしてその使い方を身につけています。食べ物を噛み切れるように、前歯が生えた段階から歯ぎしりを始めるのです。

ですので

赤ちゃんが歯ぎしりをするのは、歯や顎の成長にとって欠かせない過程で

歯ぎしりをしているのは成長している証だと考えてくださいね^^

 

 

赤ちゃんの歯ぎしりはストレスが原因の時もある?

 

大人の歯ぎしりはストレスの影響が大きいといわれているので、

赤ちゃんの場合もストレスが関係しているのでは?と不安に思う人もいるかもしれません。

しかし、1歳未満の乳児期はストレスによる影響があるとは考えにくく、歯ぎしりは成長のためのものだといえます。

ただし、成長してからも乳歯の生え変わりや永久歯の生え始めなどで歯ぎしりが現れますが、

子供によってはストレスが原因の場合もあります。特に環境の大きな変化はストレスを引き起こすため、

保育園・幼稚園への入園のときや引っ越したとき、弟・妹が生まれたときなどには注意してください。

 

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生後1歳までの赤ちゃんの歯ぎしりは生理的なものなので、特別な対策を取らずに放っておいても問題ありません。

ただし、あまりに長い間、強く歯ぎしりをしていると前歯が欠けてしまったり、歯並びが悪くなったりする可能性も考えられます。過度に心配する必要はありませんが、気になるようであれば一度小児科か歯科に相談してくださいね。

放っておいても問題はないといいましたが、寝ているときにいつも歯ぎしりの音がすると気になりますよね。

そんなときは、日中に噛んで遊べるおもちゃや歯固めなどを渡してみてください。普段から物を噛んで鍛えていると寝ているときの歯ぎしりが軽減されるかもしれません。無理にやめさせるのではなく、別の方法で顎や歯を鍛えるように変えていきましょう。

赤ちゃんの歯ぎしりは成長過程において必要なものです。赤ちゃんが歯ぎしりをしていたら、

「噛む練習をしているんだな」と考えましょう。乳児期を過ぎても歯の生え変わりのタイミングなどで歯ぎしりは現れますが、

どれも成長に必要なものなので温かく見守ってあげてくださいね。

 

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